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CROSS B PLUS NEWS

地域での働き方 経験者から学ぶ 宮城・山形の大学生へオンラインイベント
Published : 2022年4月1日

宮城、山形両県の若者に地域で働く将来像を持ってもらうイベント「宮城・山形でくらし はたらくこと」が3月12日、仙台市青葉区の複合施設「クロスBプラス」と、山形市の複合型コワーキングスペース「スタートアップステーション・ジョージ山形」をオンラインで結んで開かれました。

両県と仙台、山形両市、経済団体でつくる宮城・山形未来創造会議が主催。両県の大学1、2年生13人が会場とオンラインで参加。両県で暮らし、働く4人のパネリストから、自分が住む県の魅力や苦労、休日の過ごし方などを聞きました。

大崎市で東北の農産物を販売する「ブルーファーム」を経営する早坂正年さん(41)は、東北芸術工科大(山形市)で学び、東京で10年間働いた後、妻の実家のある宮城に移住しました。

早坂さんは「宮城は交通の便が良く、子育て環境もいい。仕事では成長期の会社で経営を間近に見た経験が生きた」と話しました。

引き続き学生はグループごとに、地域を盛り上げる架空の地域ニュースなどを話し合いました。宮城会場に参加した東北学院大1年佐藤遥希さん(19)は「パネリストの貴重な経験が聞けて良かった」と話していました。