宮城県誕生150年 観光起爆剤に 歴史と食焦点 12市町キャンペーン
宮城県誕生150周年を記念し、県が4~9月に行う観光キャンペーンの発表セレモニーが3月22日、仙台市青葉区の複合施設「クロスBプラス」で行われました。県の歴史や食文化に焦点を当てた多彩なメニューを展開します。
12市町での31企画(22日時点)が柱。青葉区の青葉城跡でかつての仙台城の姿をVR(仮想現実)で楽しめる体験企画、塩釜市のすし店11店が独自メニューを提供するキャンペーンなどをそろえました。日帰りバスツアーも12コース用意しています。
画像投稿アプリ「インスタグラム」に県内の名所を投稿すると県産品が当たるキャンペーンなど情報発信も強化します。150カ所を巡るスタンプラリーの詳細は後日発表します。
JR東日本の旅行商品販売、日本郵政グループによる仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」のポスト設置など、企業ともタイアップします。
セレモニーでは旗振り役を務めるむすび丸に、村井嘉浩知事から県産米が給与として渡されました。村井知事は「新型コロナウイルスからの観光回復の起爆剤となるよう、官民一体で取り組みたい」と意気込みを語りました。
プレ企画として23日~4月2日にクロスBプラス内のカフェで、むすび丸をイメージした県産食材のランチプレート(980円)とイチゴパフェ(1200円)を1日15食限定で販売します(3月27日は休業)。