2拠点生活の魅力 発信 東経連 仙台でオンラインイベント
東北経済連合会は3月5日、仕事と生活の拠点を別の地域に置き、双方の良さを楽しむ「デュアルライフ」の魅力を発信するイベントを、仙台市青葉区の複合施設クロスBプラスで開きました。
首都圏などに住む約30人と会場をオンラインでつなぎ、デュアルライフを実践しているパソナ東北創生(釜石市)の戸塚絵梨子社長らが講演。2拠点生活のメリットや、地方での仕事の現状について説明しました。
トークセッションもあり、東京で会社員をする傍ら岩手県住田町で地域づくりに取り組む伊藤美希子さん(42)は「東北の冬は寒いが、人の温かさはどこでも感じる」と首都圏の視聴者らにPRしました。
東経連は2020年10月、「ポストコロナ」を見据え、東北でのデュアルライフ推進を提言。拠点として選んでもらおうと、3月1日には情報を発信するウェブサイト「デュアルライフ東北・新潟」を開設しました。